③妊娠と仕事、予定日決定(妊娠8週~12週)
妊娠8週~12週(6月18日〜7月22日あたり)
◆妊娠と仕事
妊娠の場合、つわり等で差支えなければ、心拍確認後に上長に妊娠の旨伝えると思いますが、私の場合陽性、胎嚢確認、心拍確認前のところで上長から連絡が・・・
「来月から見てもらうメンバー4名増えるから」
当時管理職として10数名のマネージメントをしている中、いきなりのメンバー追加です。
その当日が組織変更の事務手続き的なものの締め切り日か一日前。決定事項として私に下してきていること、状況としてもノーという選択肢がないことはよくわかりました。また、追加してもらえるのはありがたいこと。
体がつらすぎるならその場で断ったかもですが、騙した騙し働けたのでそういう気にならず。
この場でそのまま妊娠を伝えるか迷いましたが、先のエントリーの通り茶おり等で心配だったため、心拍確認後伝えることにしました。
ただ不安はものすごく大きくて。
そのメンバーが担当する領域は、私の知識が浅い領域(重要度は高いが、その前の担当領域としては少し優先順位を下げてもよいと思っていたところ。ここを触れないといけないってどうしよう・・・でもいつか触れないといけないのはわかっていた・・・そんな領域でした。)
結局のところ、私の専門性はさほど高まらないままメンバーのがんばりでどうにかなったのですが、上司がなぜあの領域をあの時の私に任せたのか?腹くくってやれよというメッセージだったのだと思います。
◆妊娠と仕事(管理職の妊娠の受け止め方について)
ここまではいい話なんですが、その後そのアサインをした上司の勤怠が怪しくなってきました。体調不良です。リモートワーク中のため、上司が勤務可能な状況か?そうでないのか?相談できるのか?出来ないのか?よくわからない日々が続きました。
これが結構精神的・肉体的にはつらかったので反面教師にしたいなと思っています。
ただでさえ、妊娠の体調の悪さって病気じゃない、自分のせいって病気よりも言い出しにくい。(同じぐらい辛いのに)流産の可能性もあるし、いろんな方がいるので、伝えるべき時まで高くて周りにバレたくない。
だからせめて、初期からその情報を受け取った人は受け止めバッチリな体制であることを、示し続けなきゃダメですね。実はつらいんですって、その人にしか言えないことが多いからです。
私の場合上司の体調不良でもう致し方のないことだったし、私はまだそこまで体調が悪くなかったので、パンクしませんでしたがとにかくその姿勢を示すことが大事だと痛感しました。
Twitterをしていて驚いたことは、仕事と妊娠が両立できないことが結構起こっていること。
少子化なのにマタハラってどういうこと?今どきあるの?と思ってましたが、程度は様々ですが、結構起こってました。
特に管理職の方、逃げ恥新春スペシャルでもあった通り「リスク管理は管理職の仕事」です。妊娠による休職・産休育休取得による人員減は、発生しうる内容と可能性・スケジュールが予測でき、ダメージは大きくて人1人分のみ、管理しやすいリスクだと思います。
これに対応できなかったら管理職として無能って思ったほうがいいレベル。自分の無能さを、妊婦に当て付けてマタハラするとか愚の骨頂すぎるなと思いました。
引継ぎ間際になって、後任のアサインが結局できていない、もしくは、後任なしで仕事を回す方法の設計をしていない(そこまで本人に任せるのならそれを指示指導してない)という事例や、パパ育休の件も同じくです。
このあたり、生殖、性の役割分担みたいなものが絡むからか、主義主張がいろいろ出てきますが、なんだかなーと思います。(シンプルに何でこうなるのかが分からない。)もうちょっとかみ砕いていきたいです。
これだけ働ける若い人が少ない社会の中で、子供産むんだったら、あんたの居場所なくなるからね!という姿勢のメリットがわかりません。
経験がある、教育コストも小さい人が、時間的制限があっても、ある程度時期を想定して戻ってきてくれるメリットって相当だと思うんですが、、、
結局私の場合、そのあと上司が休職し交代。
妊娠してることは25週10月後半まで周りの人には言わず、バレないようにして仕事と両立する日々となりました。
◆予定日決定
10週(6月27日)にCTLが23.4mm、予定日が2021年1月28日に決まりました。まだクリオネっぽさはあるものの、ここが頭で足で、と説明されるとなんとなくわかる状態。臍の緒も見えました。
この頃体調面で意識していたことは水を飲むこと。仕事をしながら水を飲むのを忘れることがもともと多かったのですが、妊娠中だとそれが体調不良につながることが多く意識して1.5l飲んでいたところ、ホルモンの影響もあってか肌の調子が絶好調へ。
またこの頃から早起きしてしまうということが頻発するようになりました。もともと寝坊が好き。とにかくつわりの間は眠いことばかりだったのですが、5時頃に目がなぜか覚めるということが続くようになりました。
仕事は忙しいけどすくすく大きくなる我が子に勇気づけられる日々でした。